失敗作がターゲット変更で思わぬヒット商品へ

素質×発想の転換で
お客さまの“欲しい”を
生み出す
パラダイムスイッチ起業プロデューサーの
西谷綾です。

アイデアをカタチにしようとして
うまく行かなかった、なんてことは
よくあることです。

世の中にないものを
つくろうとしているなら
当然のことですよね。

けれども、それは本当に
失敗として片づけて良いのでしょうか。

ここでは失敗作が
実はヒット商品へと変わった
と言うお話をしますね。

100年以上の老舗のやすりメーカーの
ワタオカで野菜の皮むき用のやすりの開発が
行われていたそうですが、
いろんな理由があって
うまく行かなかったそうです。

ところが、それを家に持って帰って
飼っていた猫をなでたところ、
とても気持ちよさそうにして
毛もキレイになったところから
発想を得ました。

それまでやすりをつくっていたので
削ることに焦点を当てて
開発をしていたのですが、
逆の削らないことに発想を転換したのです。

やすりのザラザラが猫の舌のザラザラに
似ていたから気持ち良さを
感じてくれたのかもしれない!と
改良を重ねてできたのが
ねこじゃすりだったのです。

そして、2018年の発売開始から
1年で5万本を売上げるヒット商品
なっています。

やさいの皮むき用のやすりの失敗を
失敗のままにしていたら
生まれなかった商品ですね。

もしかしたら、
自分が失敗だと思っているだけで
使えるように発想の転換が
できるのかもしれない!
と言う視点を持ってみてください。