絆創膏の問題解決が想定の3倍以上のヒット商品へ!

素質×発想の転換で
お客さまの“欲しい”を
生み出す
パラダイムスイッチ起業プロデューサーの
西谷綾です。

問題を解決することが
ヒットするアイデアにつながる
と言うことはわかっても、
実際に自分がどっぷりと業界にいると
視野が狭くなることがあるはずです。

そんなときに、
実際にユーザーの体験をヒントにして
ヒット商品の開発につなげた例を
お話しますね。

それが、事業所向け通信販売サービスを
手がけるアスクルが出している
絆創膏です。

比較、医療や介護業界の顧客が多く、
オリジナル商品の開発にも
力を入れているのですが、
中でも絆創膏は幅広い業種からのニーズが多く
売上が大きいので、力を入れたいところでした。

そして、絆創膏の新たな商品開発にあたり
いままでの問題を洗い出すために
着目したのが、ユーザーの実際の体験でした。

そこで気がついたのは、
子どもからの
「絆創膏ははがすときに痛いから
貼りたくない!」と言う言葉だったのです。

傷口を保護するために
はがれないようにする、と言うのが
常識なのですが、肌が弱い
子どもやお年寄りには
特にダメージが大きかったのです。

他の業界には
「肌に優しい〇〇」があるのに
絆創膏にはなかった!と言うことに
気がついたことでできたのが
やさしい絆創膏だったのです。

このはがすときに痛くなりにくい絆創膏が
介護や教育現場を中心として支持されたことで
想定の3倍以上のヒット商品になっています。

ぜひ、自分の業界の問題が
見つからない!と思ったら
ユーザーの体験を参考にしてみてくださいね。