素質×発想の転換で
お客さまの“欲しい”を
生み出す
パラダイムスイッチ起業プロデューサーの
西谷綾です。
ヒットする商品をつくるには、
誰かのマネをするのではなく、
いまはまだ市場にないものを
つくる必要があります。
ヒットしている商品の
本家本元と真似をしたモノがあったら
どちらを選ぶかは明白ですよね?
特に商品づくりに時間がかかるものだと
取り掛かりが遅いことは
致命傷にもなります。
そんな後追いで失敗した経験をバネにして
時代を先読みして大ヒットしたモノの話を
例にしていきますね。
ここ数年でハイスペックな自転車を
趣味で乗る人が増えてきたり、
コロナ禍から満員電車を避けるために
自転車やバイク通勤をする人が増えたのでは
ないでしょうか。
通勤のために、
運動やリフレッシュのために、
と考えたときに、
和歌山のベンチャー企業である
glafit(グラフィット)が生み出したのが
ハイブリッドバイクでした。
電動なので二酸化炭素の排出はゼロで
電気代10円で40キロも走行可能。
通勤にはバイクで、
郊外をリフレッシュのために走るなら自転車で
辛い坂道はハイブリッドで・・・と
自転車とバイクを切り替えて使える
次世代の乗り物を2017年につくったのです。
そうしたことで、
年間2000台売れればヒットと言われる業界で
4ヶ月で3000台以上を売上げることができ、
2022年末には累計1万台以上になる勢いで
売れています。
こんな風に、いまある市場でも
当たり前にすでにあるものを
掛け合わせることで全く新しいものを
創り出すこともできます。
当たり前にありすぎると
目の前が見えなくなりますが、
自由な発想で
組み合わせを妄想してみてください。