店舗がなくても魅せ方ひとつで人気ブランドへ!

素質×発想の転換で
お客さまの“欲しい”を
生み出す
パラダイムスイッチ起業プロデューサーの
西谷綾です。

どんなに素晴らしいアイデアを持って
起業をしても、魅せ方がイマイチだと
成果にはつながらない
ことは
薄々お気づきだと思います。

例えば、ネットショッピングを
するときに、ひとつひとつの商品の
情報を端から端まで
しっかり読んで精査して買う・・・

と言うよりは、
パッと目に入ったキャッチコピーから
興味を持って必要なことを
確認して買うはずです。

そのパッと目に入った
と言うのが、すごく重要なわけです。

リアルだとまだ多少は話を聞いてくれる
時間があるはずですが、
オンラインで見た情報だと
ホントに一瞬です(笑)

先日ブログにも書いたあるお店の方と
話をしていたのが良い例なので
紹介しますと・・・

そのお店は、イタリアのコート専門店で
日本には店舗がなく、冬の時期に
一部のデパートに期間限定で
小さなポップアップストアを
出すくらいのお店でした。

私はニッチなこだわりがあるものが
好きなのでもう何年も前から
そこのお店でしかコートを買っていなくて
自分用にも買っていますし、
プレゼントしたり、
周りにもオススメしている店です。

私がそのお店に出会ったころ、
どんなメッセージが推されていたか
と言うと、
正確には覚えていませんが・・・

PLUMTECHと言う、
羽毛ダウンなどを使わない
次世代の微粒子ハイテク綿を使った
ダウンコートです

と言う感じでした。

(よくわからないけど)なんか、
すごそうだね(笑)

って
感じですよね。

私なんかは「次世代」とか「ハイテク」
とか言われたら、どんな技術!?
って思ったり、そもそも日本未上陸とか
ニッチな感じに興味津々なけですが、
多くの人はそうじゃないんです。

実際に、店員さんも
PLUMTECHと言う~って話を
していたときは、

あぁ・・・はぁ・・・(だから?)

って反応をされていたそうです(笑)

それが、あるメッセージを推して
世界では有名ブランドになって
あの高級ダウンブランドの
モンクレール、カナダグース、
ヘルノ(HELNO)の販売数を
超えたのです。

そのメッセージとは・・・

100%アニマルフリー

です。

見た目はダウンなのですが、
ブランド名はダウンに使われる
水鳥を守りたい!と言うところから、
Save The Duckと言う名前です。

どんなものなのかが、
ひと目で伝わるようになりましたよね。

これで、日本でもポップアップストアが
飛躍的に増えていて、昔に比べると
展示期間も各段に伸びているのです。

つまり、まだまだブランドが
知られていない日本でも
売上が伸びているってことなんです。

こんな風に、ほんの少し魅せ方を
変えるだけで、お客さまに見てもらえて
興味を持って購入につなげることが
できるのです。

ぜひ、ご自分のビジネスに
置き換えてみてくださいね。